清水ビジネスパートナー株式会社
Shimizu Business Partner Co., Ltd.
売上約300%増
鉄骨業の常識を破る多分野展開と雇用創出
株式会社隆心工業様
職人から経営者へ
数字で読み解く事業再構築と組織化の道のり
>事業について教えてください。
「心を籠める」
建築鉄骨の製造から現場設置まで一式の請負と、プラント事業、高速道路や線路の高架だったり、橋の耐震工事をメインとしています。創業は個人事業の時代も含めると10年になります。
どんな仕事にも全力で臨み、心を籠めた施工で工事完了の先にある未来を考え、弊社に関わる全ての方に対しても感謝を忘れず心を籠めたいと考えています。
>清水さんとはどのような関係性でお仕事されていますか?
相談相手です。
現在でいうと、僕の相談相手ですね。
今期中に来期の取り組みを決めて、それを実行するためにどんな手法が良いかを清水さんに聞いたら、アクションプランを提案してくれるんです。
自社で課題となっている部分と、僕自身が勉強したい部分に関して対応してもらってます。

>経営戦略を含めて、経営全般をサポートしてくれている感じですか?
弊社に合ったやり方を提案していただいて一緒に取り組んでいます。
そうですね。今期で言えば、月次の推移表を見て運営側の数字を見て経営をしていくのに、清水さんに色々教えていただきました。
それを前期からやってはいるんですけど、3年かけての組織化計画に対してどういうアクションプランを起こしていくかを、弊社に合ったやり方を提案していただいて一緒に取り組んでいます。
今2年目なので、社員に対してアクションプランを起こしていくのと、僕個人で言えば、貸借対照表を見て経営判断がスムーズにできるようになりたいと考えています。
あとは、経営理念ですね。
今のホームページにも経営理念が書いてあるんですけど、僕が話した内容をもとにライターさんが作ってくれたものなんです。
組織を強くしていく上で、経営理念は自分の言葉で伝えられるものにしたいので、今期1年かけてブラッシュアップしていきたいと考えていて、清水さんにはそのためのプランを提案してもらうようにお願いしてます。
その他には弊社の幹部がNo.2、No.3っているんですけど、その2人を今期育てていきたいと考えています。清水さんとのコンサルの時間が毎月1回4時間ほどあるんですけど、そのうちの1時間を幹部との時間に当ててもらって、方向性や意図を掘り込んでいくような関わり方をしていきたいです。
>財務や人材育成、社長のレベルアップまで本当に広く関わってくれているんですね。
補助金関係のサポートもしてくれています。
はい、あとは補助金関係のサポートもしてくれています。
設備投資に関しても、僕がやりたいことを伝えると、会社の数字を見ながら投資のタイミングをアドバイスしてくれて、投資プランの相談にも乗ってくれます。
>清水さんと関わるようになったきっかけはなんですか?
事業再構築補助金がきっかけです。
事業再構築補助金がきっかけです。
僕の会社は設立半期決算でスタートして、2期目で今の工場を買い取ったんですけど、僕も経営が全くわからない中でやっていたこともあって、大赤字を抱えていたんです。
会社の数字が無茶苦茶悪い状態でコロナ禍になり、融資でなんとか繋いでいる状態でした。
その時は何をやってもうまく行かないし、何をすれば正解なのかもわからないしで、迷走していた時期でもありました。
町工場を辞めてしまおうかとも考えてましたね。
そのタイミングで事業再構築補助金がはじまりました。
申請の際に銀行の担当者がコンサルタントを連れてきてくれるんですけど、経営状況がすごく悪かったこともあって、「本当にこの会社に貸すんですか?」というネガティブな態度がそのコンサルタントからあからさまに出てたんですよね。
紹介してくれた銀行の担当者にもその雰囲気が伝わっていたらしく、「親身になって聞いてくれる人探してきます」と言って連れてきてくれたのが清水さんでした。
>清水さんとは5年以上のお付き合いなんですね。最初は補助金での関わりだったと思いますが、1年目はどのような関わり方をしてもらったんですか?
何もわかってない状態から関わってもらった1年目でした。
1年目は、事業再構築補助金をサポートしてもらうために、会社のことを知っていただく必要があったので、頻繁に会って話すようになりました。
事業再構築補助金が無事に採択されて、「設備投資をやっていきます」という時に、4,600万円借入したんですね。
元々大赤字だったところに5,000万近い追加投資をするって、まぁまぁの勝負なんですけど、その勝負があるので、銀行の方から清水さんに「(経過措置的な感じで)付いてあげてください」って打診がありました。
当時の僕は、経営について誰に聞けば良いのかもわからないし、自分でどうすれば良いかもわからず、自分の会社の一般管理費や損益分岐点すらもわかってない状態でした。元々職人だったので、数字に弱いというか。職人かき集めといたらどうにかなると思ってたんです。でもそうではなかったですね。運営をしっかりしないといけないと思いました。
その状態で清水さんに入ってもらって、まずは予実管理から取り掛かりました。税理士さんにちゃんと毎月、月次の数字を出してもらって、それをもとに予定と実績を見ていきました。そこでやっと弊社の固定費を把握することができて、「じゃあ粗利がこのくらいないと赤字になる」っていうことを考えられるようになりました。
何もわかってない状態から関わってもらった1年目でした。
清水さんの毎月のコンサルで強制的に数字を見るので、そのおかげで数字を見ることを習慣化できました。

>1年目は土台固めをした感じですね。2年目以降はどのような変化がありましたか?
後継者の育成に取り組み始めました。
1年目に事業再構築補助金で使った設備をどう活用して営業(売上)に繋げていくか、という戦略を考えながらどこに向かって経営をしていくかという話をしました。予実管理は2年目も継続して取り組みました。その時に、翌月のタスクを決めておくんですよ。考えてることや悩んでることを掘り出して、自分の頭の中をスッキリさせるんです。そうすることで、次に清水さんと会うまでにやるべきことが明確化されますね。
3年目からは組織経営について取り組み始めました。
導入した設備が弊社の強みとなって、仕事も順調に増えてきたんですけど、そうなってくると内部で衝突が起きはじめるんですよね。そんなトラブルもどうにかしないといけないし、雰囲気が悪いと良くないですしね。その上、僕も仕事量が増えてきたら他の社員に任せることもしていかないといけないので、組織経営に課題を感じているということを相談したんです。そしたらNo.2である工場長からまず育てていこうってことになって、清水さんに教えてもらった後継者育成コースに参加してもらいました。
そのあとは、毎月のコンサルの時に工場長も交えて、インプットしてきたことをアウトプットする時間を作りました。
>コンサルを受け始めて数字的な変化はありましたか?
後継者の育成に取り組み始めました。
はい、清水さんのコンサルを受け始めて、売上も伸びましたし、何よりマイナスだった利益がプラスになりまし た。売上に応じて利益も伸びてきています。7期目は売上自体は下がったのですが、外注費の削減ができたので、利益的には6期目よりも増えましたね。


>これだけ数字的にも変化があると社長自身の意識の変化も感じますか?
どんぶり勘定では誰も幸せになれません。
そうですね。僕は元々職人でしたので、最初は「親方」という意識を持っていたんですが、経営者という意識に変化してきました。数字を見ながら経営をしていかないと本当に会社がガタガタになるんだなということがわかりましたし、ただの肌感だけのどんぶり勘定では、誰も幸せにならないから、トップがその辺を見ていないといけないなと気づきましたね。
>今後の展望について教えてください。
分野を広げて雇用を生み出したいです。
僕自身やりたいことが色々あるんです。部門を立ち上げるというか。そのやりたいことを実現させるためのチーム作りも、清水さんがサポートしてくれています。
今はメイン事業が忙しくて、新規部門の進行が止まっているんですが、そこも進めていきたいですね。分野が広がればそこに雇用が生まれて、組織化して、そうなると分社化もしたいと考えています。
5年以内には事務所を改装したいと思っていて、その時には飲食店を併設する予定です。おしゃれなカフェで働く鉄工所の事務員さんみたいな空間を作りたいんですよね。飲食分野が組織化できればまた分社化もしていきます。
いろんなやりたいことを実現させるためにも、今の隆心工業の基盤を作って組織化して、僕が離れても大丈夫な状態を整えていっている段階ですね。

>すごくワクワクするビジョンですね。創業した時はワクワクする未来は考えられなかったと思うんですが、いつから未来に向けてのビジョンを描くようになったんですか?
現実味が増して楽しい未来を描けるようになりました。
昔からずっと、色んなやりたいことはあったんですよ。清水さんにもやりたいことを話すんですけど、それを真剣に聞いてくれるんです。ざっくばらんに話すだけだと、夢で終わってしまうんですけど、実現させるためには数字とか、具体的な目標を立てる必要がありますよね。
僕がやりたいことに対して、清水さんは色々質問してくれて、僕の考えを掘り出してくれるんです。僕自身も自分の考えを整理することができますし、僕のその考えや想いを現実に落とし込んでくれて、「じゃぁここから攻めていきましょうか」と言った感じで、5年、10年ビジョンとしてプランを提案してくれます。
具体的な提案をしてくれるので現実味が増して、楽しい未来を描けるようになりました。
>近藤社長のやりたいことを現実に落とし込んでいく時の二人三脚のパートナーが清水さんなんですね。
会社の状況を見ながら動くタイミングをアドバイスしてくれます。
そうですね。僕だけでやってたら、お金さえ借りることができれば勢いだけで新しいことに手を出してると思うんです。そうなると、ここまで頑張ってきたことをぐちゃぐちゃにしてしまうと思うんですけど、その勢いで突っ走ってしまう部分にブレーキをかけてくれてるのが清水さんです。
「それはするけど、今じゃない」とか、会社の経営状況を見ながら動くタイミングもアドバイスしてくれます。
会社や僕自身が成長するにつれて新しい壁が出てくると思うので、清水さんには今後も相談役やブレーンとしてサポートしてもらいたいと思っています。
>最高のパートナーですね。ワクワクする未来にある、色んな分野を展開して雇用を生んでいきたいという想いも素敵ですね。
若い子に鉄骨業界に興味を持ってもらうキッカケにしたいです。
鉄工所だと鉄骨にしか関わらないので、先代からの付き合いとか取引とか、色んなしがらみがある企業さんもあると思うんです。そのしがらみの中で勝負をするか、全く関係のない分野で勝負するかですよね。でもうちにはそんなしがらみがないので、ある意味自由に動けるんです。まだ僕にはそこまでの力はないですけど、力をつけてやりたいことを実現させていくと、そこに雇用も生まれるんじゃないかと思ってます。
若者が集まってこないと循環しないので、若い子にこの鉄骨業界に興味を持ってもらうキッカケにしたいですね。
例えば飲食分野を展開したとき、鉄骨業が身近にあるという環境が作れるので、飲食店で働く従業員のつながりで雇用が生まれたり、鉄骨業に興味を持ってくれる人が出てくるかもしれません。
そうなると、分野は違いますけど、同じ会社に変わりはないので、社内での交流や人事的な動きもできてお互いに刺激にもなると考えています。
>しっかりと未来を見据えていらっしゃるんですね。隆心工業様のビジョンをお聞かせください。
業界水準を上回る給与がもらえる会社にしたいです。
みんなが責任とやりがいを持って仕事ができる環境づくりをしたいですね。
あとは、僕らの業界の平均的な収入っていうのがあるんですけど「隆心工業だけなんで他より高いお給料もらえるの?」っていう状態にしたいですね。「全員が数字も理解してやることもわかってるし、組織的に強いからお給料高いのも当たり前」っていう所に持っていきたいです。
僕や幹部だけが潤うんではなくて、うちの会社に関わってくれている人全てが恩恵を受けられるようにしたいんです。そのためには、自分たちが何をしないといけないかを理解して、その役割の中で動ける集団を作っていかないと無理だと思うので、それを問い続けて落とし込んで実現させていきます。

>では最後に、清水さんのコンサルをオススメしたい企業はどのような企業でしょうか?
経営がわからない人、行き詰まった人におすすめしたいです。
清水さんは、思いや考えを深掘りしてくれて、それに沿ったビジネスプランを提案してくれます。
僕のように元々現場主義で経営が全くわからない人や、やりたいことはあるけど何をすれば良いかわからない人、経営に行き詰まった人にオススメしたいです。
コンサルに対してネガティブなイメージを持ってる人も多いと思うんです。「コンサルが会社の方向性を決めてるんだろう」「任せ切って大丈夫なのか」というような、コンサルの指示に従うイメージを持ってる方とか。
中には強引なコンサルもいるのかもしれないですけど、コンサルって逆じゃないですか。僕がやりたいことや僕の悩みを聞いた上で、いくつか現状に合ったプランを提示してくれて、そこからピックアップしてやることが明確になるから、僕自身もスッキリして前に進めるんですよね。
清水さんから指示を受けて動くわけではないので、その辺を勘違いしている人がいるのであれば、それは違うと伝えたいですね。
コンサルは経営を丸投げするんじゃなくて、ビジネスパートナーとして一緒に成長していくものだと思います。
